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Your search : [ author:陰法魯(インフアルウ) 楊蔭瀏(ヤンインリユウ)] Total 4 Search Results,Processed in 0.103 second(s)
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1. 民族音樂における傳統の継承と発揚
民族音楽の傳統をうけついで新しい社会主義の民族音楽をつくりだすということが、こんにちわが国の音楽家の共通の任務、理想となつている。中国人民の文化のなかで、音楽はつねに重要な地位をしめてきた。わが国の民族音楽の起源は、遙かな古代にまでさかのぼる。古書に、「墼石拊石、百獸率舞。」と記されているが、これは、古代の人びとが狩獵のあとで、石片をうち鳴らし、野獸の姿態をまねた集團舞踊をおどつたさまをのべたもの
Author: 陰法魯(インフアルウ) 楊蔭瀏(ヤンインリユウ) Year 1957 Issue 4 PDF HTML
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2. 古代音樂の発掘と整理
出土した遺物や古書のなかの記述によると、わたしたち中國人の祖先ははやくも紀元前二十一世紀ごろから、音樂文化をもつていたことがわかる。殷代(紀元前一四〇一―紀元前一一二二年)の樂器には、精巧な彫刻をほどこした大きな石の磐(けい)(へ字型の平板の打樂器)があつた。紀元前四世紀には音樂の理論も系統だつたものになり、人生における音樂の價値というものも、かなり全面的な角度から評價されるようになつている。音律
Author: 楊蔭瀏(ヤンインリユウ) Year 1956 Issue 3 PDF HTML
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3. 中国民族音楽の発掘と研究
中国の民族音楽は、長い伝統とゆたかな遺産をもっています。この伝統と遺産をうけつぎ発展させることは、われわれの時代の社会主義的、民族的な新音楽文化を創造する上で、決定的な意義をもっています。十四年来、国家はこの方面の仕事に多大な関心をよせ、かつ初歩的な成績をおさめてきました。中国民族音楽の昔と今歴代にわたってのこされた中国民族音楽に関する文献は、相当なかずにのぼります。これは研究をすすめる上で、有利
Author: 楊蔭瀏(ヤンインリユウ) Year 1963 Issue 9 PDF HTML
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4. 歷史的にみた中日兩国間の音樂の交流
日本、中国の音楽史研究で有名な日本の田辺尚雄先生は、昨年わが国を訪問された際、北京の「光明日報」紙上に「日本における中国の音楽」という文章を発表された。その文章では、中国の音楽が日本に伝わつていつた状況が要約して述べられ、また、先生はじめ東洋音楽学会の諸先生の仕事についても紹介してあつた。田辺尚雄先生や林謙三先生が長年音楽史の研究にうちこんで来られたことは、つとにわたしたちのよく知るところで、その
Author: 陰法魯(インフアルウ) Year 1957 Issue 4 PDF HTML